DXって何だろう-戦争と文化遺産

3Dモデル、DX化といわれると何となく遠い世界のような 普段の自分の生活と遠い技術のような気がしませんか? 今回は丸重屋ドローンコンサルタント室でおなじみのスキャン技術を 「文化遺産のデジタルで保存」という活用している事例をご紹介します。 美術館や博物館等を利用する人は是非チェックしてみてください!


2022年の大きなニュースの1つとしてロシアのウクライナ進行という問題があります。 すでに、ウクライナで戦争が始まり5ヶ月が経過しました。 戦争では人々のいのちだけでなく、都市、普段利用している学校や会社、道路等もすべてが破壊されてしまいます。 最も大切なものは人命ではありますが、 現在ウクライナでは重要文化財をデジタルで保存するための活動を行っています。 今回紹介いたしますのは、 レーザースキャンおよび写真測量ツールを使用し、文化遺産をデジタルで保存するといった取り組みです。 ウクライナには、特に火事に弱い木造教会が何千もあり、 その多くは内部に重要な絵画が多数保存されています。 スキャン技術を利用することで、戦火の影響でただただ文化財が消失してしまうことを見送らず、 いつか復元可能な状況に保存することが可能になります。 実物が消えてしまうのはとても悲しいことですが、 スキャン技術を利用することでデジタル上でいつでも色や形を思い出すことができます。 レーザースキャナーやフォトグラメトリーが発達し、 デジタルアーカイブといった言葉も少しずつ一般化してきています。 実物であることがもちろん大事ですが、 現実世界に在る以上、劣化や予期せぬ出来事により失われてしまうリスクがあります。 今当たり前にすぐそばにあるものが、当たり前でなくなってしまう可能性は誰にでもある時代です。 今は大丈夫でも重要なもの、後世に残したいものはデジタルアーカイブすべきではないでしょうか。 何かあった際に再建や復元するのに役立ちますし、 インターネット上などで公開することにより、今まで興味がなかった人々にも興味を持ってもらえる可能性があります。 戦火が止んだとしても、 文化財や芸術品の復旧はなかなか最優先事項にはなりにくいのが現実です。 今回紹介しました文化遺産のデジタル保存は ウクライナで技術を持っている方々が必死に行っているプロジェクトです。 ↓興味のある方は下記の#SaveUkranianHeritageのWEBサイトよりご確認ください。 https://skeiron.com.ua/en/saveukrainianheritage/




私たち丸重屋は京都の会社です。 ご存じの通り、京都には重要文化財は普段の生活に近い場所にたくさんあり、 そのうちのいくつかには家族や友人との思い出につながっているような場所もあります。 私自身、子供の頃から近い場所に歴史ある文化財を感じてきました。 今回のウクライナでのデジタルアーカイブの活動を聞き、できることがないか一生懸命考える必要があると思います。 レーザースキャンやフォトグラメトリーは細かく、精度を高く取るのであれば、時間やコストが莫大に発生します。 しかし、復元に役立てるための情報としてのデジタルアーカイブや、ウェブページに公開するためのものであれば、 そこまで時間もかからず、コストも低く作成することが可能です。 今まで存在しているのが当たり前だったものが、 突然失われてしまうことを目の当たりにしてしまったからこそ、 デジタルアーカイブに少しだけ意識が向いてくれればと思います。






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