非破壊検査
磁粉探傷試験(MT)
強磁性体の材料を検査する時に用いる手法で、
表面や3mm程度までの表面近傍のキズを検出します。
検査対象を磁化させて、強磁性のある磁紛(あるいは蛍光磁紛)を表面に散布・吸着させて観察を行います。
丸重屋では年間1,000件以上の磁気探傷試験を行って
おり、蓄積された知識・経験をもとに高品質な試験の
実地が可能です。
また、他業者と比べ効率よく試験を行うため工期の短縮など柔軟に対応いたします。


超音波探傷試験(UT)
主に金属材料の表面や溶接部などを検査する時に用いられる手法で、探触子という物から超音波を発生させて、
内部のキズを検出します。
検査対象に探触子を押し当てて超音波を発生し、戻ってくるエコーを波形に投影・表示させる形でキズの有無を確認します。
インフラ点検や構造物点検で詳細点検を行う際には必ず必要となる試験です。
丸重屋の強みでもある橋梁点検において実績があり、
最も自信のある試験方法です。
浸透探傷試験(PT)
多孔質でない、かつ吸水性の無いほぼ全ての材料を検査する時に用いる手法で、材料表面に開口している目視で見えにくいキズを検出します。
検査対象に浸透液を浸み込ませ、余剰分の浸透液を除去して、現像剤を吹き付ける事で見えにくかったキズを見えやすくします。
この検査方法は表面に露出しているキズにのみ有効な手段であり、内部のキズを検査する時には磁気探傷試験や超音波探傷試験などの別の検査方法を用いる必要があります。


赤外線サーモグラフィ(TT)
赤外線サーモグラフィを用いた点検は、安全面と
コスト削減を両立する事が可能な点検方法です。
橋梁やプラントなどの構造物を対象に非接触で行い、
物体の表面温度を計測し、温度の変化から
内部の状況を観察する事で異常を感知します。
当社の特徴・強み
『地域の人たちの安全と安心を守る』
この言葉を合言葉に先端技術を駆使し、
社会インフラの調査・点検を行って参りました。
丸重屋は『インフラのお医者さん』であるからこそ、
手術を行うことなく、構造物の状態を様々な手段で調べて必要があります。
非破壊検査は"物を壊したり傷つける"ことなく
対象構造物の欠陥箇所や劣化の状況を調べることができる検査技術です。
私たち丸重屋はインフラを生活基盤構造として捉え、
橋梁や道路・トンネルなどの交通インフラや、
プラントやパイプラインなどの産業インフラに対して非破壊検査を行っています。
特に橋梁に対しての非破壊検査は専門の非破壊検査技術を持っており、
経験を積んだ有資格者が『地域の人たちの安全と安心を守る』ため、
より精度が高い検査を実施しています。
また、点検が専門の会社である特徴を最大限に活かし、
非破壊検査の結果から通常点検への対応策の構築など、
日常点検と詳細点検の垣根をなくし『インフラのお医者さん』として人々の生活を守ります。



ご不明な点、お見積もりなどの相談・お問い合わせは
電話・お問い合わせフォームより随時承っております。